NO パテ#10E ~湿潤面でも優れた接着性を発揮する水中ボンド~

NO パテ#10E

NO パテ#10E の使用方法

主剤と硬化剤を1:1の割合で取り出し均一な色になるまで十分に混合して下さい。 混合は時ポリエチレン製又はゴム製手袋を着用した上に軍手を着用し、軍手を水で軽く濡らして扱うと容易に作業が出来ます。

  • 1. 主剤と硬化剤は出来るだけ過不足のないように混合して下さい。
      混合物の中に水が包み込まれるようなことは出来るだけ避けてください。
  • 2.素手での取り扱いはさけて下さい。
      手、腕、顔等の皮膚についた時は直ちにきれいな布等で拭き取り、石ケン水でよく落として下さい。
  • 3.混合したものは可使用時間内に使用して下さい。
      一度に多量混合すると可使時間が短くなり、又可使時間を過ぎたものは接着不良を生じます。

NO パテ#10E の施工方法

  • ● 下水道管、マンホールと下水層のジョイント部の止水、及びその他土木建設目地充填シール
    1. 下地処理・・・塵挨、レイタンス、泥、油分等を除去清掃する。
    2. NOパテ#10E混合物をジョイント部及び目地部に。濡れ軍手を着用し、手でこすりつけるようにしてつめ込み空隙の残らぬように圧着充填する。
    3. 表面は濡れた軍手で平滑に仕上げる。
  • ● 漏水、湧水部の止水
    1. 少量の漏水、湧水の場合・・・急結セメントで一時止水し、直ぐにNOパテ#10Eをその上に被覆接着する。
    2. 漏水、湧水の多い場合・・・漏水部をVカットしてネジ蓋の出来る一時放水用バルブを差し込み、パイプ下部を急結セメント及びNOパテ#10Eで充填し固定する。 一日後パイプにネジ蓋をし止水してその上を更にNOパテ#10Eで被覆充填する。

(注)急結セメントの接着性の問題、NOパテ#10Eの硬化接着時間の問題等がありますのでご相談ください。

  • ● コンクリート構造物の亀裂補修
    亀裂部をVカットしてNOパテ#10Eを圧着充填する。
    表面を平滑に仕上げる場合は、濡れた軍手を着用し、なでつけて下さい。
  • ● 金属の被覆防蝕
    例えばボルトナット、溶接部凹凸面の錆、水分、油分、塵挨等を十分に除去清掃し、直接NOパテ#10Eで圧着被覆する。

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